中国・広西チワン族自治区の柳州は、カルスト地形が多い。
カルストの中を走る列車を撮影した。
訪問日: 2016年12月3日
カルスト地形を走る列車を撮影する
中国の広西チワン族自治区は、カルスト地形が発達している。中でも桂林は世界遺産にも登録され、観光地としても有名である。
桂林に隣接する柳州も、観光地としては知名度が低いが、それでも至る所でカルスト地形が見られる。
今回は同行者の案内で、柳州市街地から南西に30kmほどの所にある百朋町(百朋镇)へ車で向かった。
柳州から南方の南寧方面へは、在来線の湘桂線と、高速線の柳南客専線の2本が並走している。
湘桂線は貨物列車がメインである。10-20分に1本ほどのペースで通過していった。
たまに旅客列車も走る。しかし、高速線に比べると本数は少ない。
並走する高速線は数十分に一本程度の頻度で列車がやってくる。
線路に近づいて撮影する。
結構な頻度で長い長い貨物列車がやってくる。これが中国の物流を支えているのだろうか。
寝台列車で柳州から南寧へ
撮影を終えて、柳州駅へ戻る。同行者たちは高速鉄道で南寧へ向かったが、私はあえて寝台列車に乗ってお昼寝することにしたい。
柳南客専線を走る直達Z5列車、南寧行きに乗る。柳州を13:25に出発する。
終点も近いので、わざわざ乗る人も少ない。
3段寝台(硬臥)に乗車し、2時間ほどゆったりとお昼寝を楽しむ。高速鉄道とそこまで時間が変わらないし、なによりグリーン車より広くて快適である。中国の寝台列車のお昼寝、強くオススメしたい。
南寧には15:46に到着した。
つづく。