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twinrailの海外鉄道旅行記録

パリ近郊でフランス鉄道(SNCF)の列車を撮影する 南欧縦断巡検 15-05

パリ-マルセイユを結ぶ路線は、高速列車から近郊列車まで様々な車両が走る重要幹線である。

パリ近郊で列車を撮影した。

訪問日: 2016年2月9日

シャルルドゴール空港へ見送りに行く

同行者がここで先に日本へ帰るのでシャルルドゴール空港へ見送りに行った。

シャルルドゴール空港にはRER B線が乗り入れている。相変わらず空港特急などはなく、古い車体の快速列車が乗り入れるのみである……。

パリ-マルセイユ線を撮影する

パリの近郊にあるRER D線のメゾンアルフォール・アルフォールビル(Maisons-Alfort Alfortville)駅に来た。

ここで南方面行きの列車を撮影する。


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TGV Duplex。

トランシリアン(Transilien) Z5600電車。

トランシリアン Z20500電車。

フランス鉄道(SNCF) BB7200電気機関車

TGV Duplex。

TGV Duplex (2編成連結)。

フランス鉄道 Z17500電車。

フランス鉄道(SNCF) BB7200電気機関車

 

TGV Duplex (2編成連結)。

トランシリアン Z20500電車。

本数の多い区間なので、1時間ちょっとで10本以上の列車が撮影できた。

パリ・リヨン駅で世界最速の列車に会う

ところでパリのRER(地域急行)に乗ると、「FACA」「LOVA」のような4文字のコードが表示されている。これは「ミッションコード」(codes missions)と呼ばれる、行き先や経由地を表した文字列である。

一般利用者が理解する必要性は特にないのだが、電車に書いてある行き先はなぜかこのコードだけなので、気にしておくと乗り間違えなどが防げるかもしれない。

RERでパリのリヨン駅に戻ってきた。パリのターミナル駅であり、多くの列車が並ぶ。

一本のTGVが停まっている。一見ごくふつうの車両だが……。

このTGVリリア(Lyria)の4407編成は、特別な車両である。

この車両こそ2007年4月3日、最高時速574.8kmを記録した「世界最速の鉄輪式車両」なのである。試験車両とかそういうものではなく、ごく普通に営業列車として走っている。乗れたらラッキーかもしれない。

つづく。