セゴビアはマドリードから高速列車でわずか30分の位置にある。
世界遺産の水道橋や古城を見に行った。
訪問日: 2016年2月13日
高速列車AVEでマドリードからセゴビアへ
朝、マドリードのターミナル、プエルタデアトーチャ駅に到着する。
スペインの高速列車AVEは、飛行機や中国の高速列車と同様に、列車別改札になっている。
列車の写真が撮りづらくて私としては困るのだが……。
それでも頑張って撮影する。こちらはドイツのICEと同形式の103系である。
私が乗車するのはタルゴ客車の130系になる。
この列車は大西洋岸のヒホンまで行く長距離列車だが、私は今回はセゴビアで降りる。
タルゴ客車の車内。2+2列でシートが配置されている。
Caffeコーナーもあり、けっこう賑わっていた。
マドリードから30分ほどでセゴビア・ギオマール駅に到着する。
セゴビア郊外に設置された高速鉄道専用駅であり、周囲は草原が広がっている。
路線バスが運行しており、奥の11系統バスでセゴビア旧市街の水道橋へ行ける。(手前の12系統は長距離バスターミナル方面へ向かう。)
セゴビアの水道橋と町並みを観光する
セゴビアの一番の目玉は、この巨大な水道橋である。ローマ帝国時代、1世紀頃に作られた、2000年前の土木建築の成果である。
セゴビア旧市街も、街歩きが楽しい、かわいい町並みをしている。
旧市街地の中心部には、セゴビア大聖堂がそびえている。
ちいさくてかわいい電気バスも走っていた。
セゴビアの旧市街は丘の上に建っている。
セゴビアのアルカサル(古城)は、ディズニーの映画「白雪姫」でも参考にされたという。
アルカサルから郊外の村を眺めることもできる。絵本のような風景が広がっていた。
セゴビアからマドリードまで普通列車で行く
行きは高速鉄道のセゴビア・ギオマール駅から来たが、帰りは在来線のセゴビア駅から帰る。
在来線の方は一日8本だけしか来ない。マドリードからは、基本的には高速鉄道で来るべき場所であろう。
R17130列車、マドリード行きに乗車する。乗客は少ない。
セゴビア駅を18:50に出発する。
この列車はマドリード行きということにはなっているのだが、途中のCercedilla(セルセディリャ)駅で車両交換となった。
晴れていれば絶景が楽しめる路線だったらしいが、あいにく雨の夜だった。残念…。
マドリード・プエルタデアトーチャ駅には20:51に到着した。
つづく。