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twinrailの海外鉄道旅行記録

マドリード鉄道博物館を訪問する 南欧縦断巡検 15-09

マドリード鉄道博物館(Museo del Ferrocarril de Madrid)は、スペインのマドリード中心部に位置する博物館である。

展示されている車両を見に行った。

訪問日: 2016年2月12日

AVEでバルセロナからマドリード

AVEはスペインの高速列車である。スペインの高速鉄道は一つ特徴があり、EU圏では珍しく乗車前に金属探知機による手荷物検査がある。

とはいえ大量に並んでいる乗客を空港のように検査するわけにもいかず、警備員が手持ちの金属探知機で荷物にサッとかざすだけだった。この検査やる意味あるのか?

AVE3080列車 マドリード行きに乗車する。バルセロナ・サンツ駅を08:25に発車する。

ちなみに、スペインの在来線は広軌(1668mm)だが、高速鉄道標準軌(1435mm)である。高速列車の方が室内がちょっと狭く感じるので、日本とは逆の感覚になる。

AVEは最高時速300kmで快調に走っていく。

イベリアの大地にも桜がある!?と思ったが、これはアーモンドらしい。

マドリード・プエルタデアトーチャ駅に10:55に到着した。

バルセロナマドリードが2時間半なので、感覚としては大阪〜東京の移動近い。

ドイツのICEと同形式の車両も止まっていた。

マドリード・プエルタデアトーチャ駅を見学する

マドリードのプエルタデアトーチャ駅は、スペインの鉄道の中枢となるターミナル駅である。

ズラリと並ぶ高速列車を俯瞰して見られる。かっこいい。

同駅のセルカニアス(近郊列車)のホームもターミナルの雰囲気が強くあってよい。

ルカニアスは環状線放射線からなっており、それぞれ東京のJR山手線と東海道線・中央線などと同じような位置関係になっている。

プエルタデアトーチャ駅は環状線の時計でいうと4時のあたりに位置し、やはり山手線でいう東京駅と同じような場所にある。

プエルタデアトーチャ駅は旧駅舎も保存されている。新駅舎が現代的で巨大な一方で、旧駅舎も非常に美しい。

旧駅舎の内部は植物園になっている。

元々はプラットホームだった場所に木がモコモコ生えているのはおもしろい。

マドリード鉄道博物館を見学する

アトーチャ駅から徒歩10分ほど、デリシアス(Delicias)駅の近くに、マドリード鉄道博物館(Museo del Ferrocarril de Madrid)が位置している。

旧デリシアス駅の構内に、たくさんの車両が展示されている。

マドリード鉄道博物館の屋内を見学する

マドリード鉄道博物館は車両展示がメインだが、屋内展示も充実している。

都心部にあり、鉄道メインの観光でなくとも行きやすい。マドリードに来たらぜひ訪問してほしい。

つづく。