ユトレヒトにある鉄道博物館(Spoorwegmuseum)は、オランダ最大の鉄道博物館である。
アムステルダムから列車に乗って向かった。
訪問日: 2015年2月25日
列車でアムステルダムからユトレヒトへ
アムステルダム中央駅から出発する。
ICM型電車が停車していた。日本の485系っぽい。
インターシティ831列車マーストリヒト行に乗る。車両はVIRM型電車である。アムステルダム中央を09:08に出発する。
列車は全車2階建てだった。
30分弱乗車し、ユトレヒト中央に09:35に到着する。
ユトレヒトは古代より交通の中心である。世界史に出てくるスペイン継承戦争のユトレヒト条約でも有名であるし、ナインチェ(ミッフィー)ミュージアムがあることでも知られている。
鉄道博物館を見学する
ユトレヒト中央駅から徒歩20分ほどで鉄道博物館に着いた。路線バスもあるが、街歩きも楽しいで徒歩でもいいと思う。
この博物館は、1939年に廃止されたマリーバーン駅を利用して1954年に開業したという。
ちなみに入場料は17.5ユーロ(2023年現在2600円程度)である。けっこう高いが、展示はかなり充実している。
博物館には数多くの車両が保存されている。詳しく解説していきたいのだが、あいにくオランダの鉄道にはあまり詳しくないので、取り急ぎ写真を並べておく。おいおい調査して詳細を書き加えておく気がする。
マリーバーン駅からのシャトル列車に乗る
最初に述べたとおり、博物館の元になったマリーバーン駅は1939年に廃止されたが、2005年に再開し、ユトレヒト中央駅との間でシャトル列車が運行している。
スプリンターライトトレイン(SLT)が4両編成で1時間おきに運行している。
ちなみにマリーバーン駅から中央駅までは、市街地を大回りするうえに、途中でスイッチバックもある。そのため、直線距離で1kmちょっとのところを約20分もかけて走る。中央駅からは歩いたほうが早いかもしれない。
つづく。