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twinrailの海外鉄道旅行記録

ローマの遺跡を巡りバチカン市国を訪問する 西欧周遊巡検 10-16

ローマはかつてのローマ帝国の首都であり、また市内に位置するバチカン市国は世界最小の国家にしてカトリック教会の中心地である。

ローマの定番観光地を巡った。

訪問日: 2015年3月8日

バチカン市国に入国する

バチカン市国ローマ市内にある世界最小の都市国家である。とはいっても一般人が入れる区域に関してはイタリアとの境界に特に国境審査などはない。言われなければここから国が違うとは全く思わないと思う。

サンピエトロ広場は屋外区域としてはバチカン市国でほぼ唯一、一般人にも開放されている。

サンピエトロ大聖堂では日曜日のミサに合わせてローマ教皇がスピーチを行うという。(2015年時点、2023年現在も行っているかは不明。)

フランシスコ教皇の姿が見えた。

ローマの名所を巡る

スパーニャ広場(スペイン広場)。映画『ローマの休日』に出てきた超有名スポットである。ちなみにイタリアにあるのに「スペイン広場」という名前なのは、近くにスペイン大使館があるためらしい。

こちらも超有名観光地であるコロッセオに来た。古代ローマ円形闘技場である。

コロッセオの隣に位置するコンスタンティヌス凱旋門

パンテオン古代ローマの神殿である。

内部は巨大な半球状のドームになっていて、壮大な空間が広がっている。

カラカラ浴場を見学する

さて、記事でも何度も書いているが、私は歴史や遺跡にあまり興味がない。ローマに来ても「あー教科書で見たことある」ぐらいの適当さで名所を巡っている。

だが唯一気になるところがある。私は漫画「テルマエ・ロマエ」が好きなのだが、これは古代ローマの浴場(と日本の風呂)を舞台にした物語である。

というわけでカラカラ浴場跡に来た。古代ローマ最大級の浴場の遺跡である。いわば1800年前のスーパー銭湯と言えるだろう。

と言っても営業しているわけでもお湯が溜まっているわけでもない。巨大な遺構を見て往時の繁栄に思いを馳せるしかない。

古代ローマの浴場文化が現代にも残っていたら……と思わずにはいられない。

つづく。