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twinrailの海外鉄道旅行記録

中正紀念堂・台北101・士林夜市・台北地下街ほかを巡る 台湾半周巡検 04-07

台湾を半周してきたので、今回は台北に腰を据えて観光地を楽しんでいく。台北は定番観光地からマニアックなスポットまで幅広い魅力がある。

訪問日: 2013年9月24日

台湾総統府を見る

中華民国総統府は、中華民国総統が執務をおこなう官邸であり、台湾の政治の中心地であるバロック建築の建物である。今回は外から眺めるだけだったが、平日午前は内部の見学もできる模様である。

中正紀念堂を見学する

続いて中正紀念堂にやってきた。

中正紀念堂は、1980年に完成した蒋介石(蒋中正)を顕彰する施設である。

記念堂の前には自由広場が広がっている。庭園も丁寧に整備されていて綺麗な広場である。

台湾大学を見学する

国立台湾大学は台湾を代表する大学である。1945年以前は台北帝国大学であり、旧帝国大学の一つであった。

当時東京大学に在学していた私としては、旧帝国大学つながりとしてぜひ見ておきたかった。ただ、特に交流のある学部やサークルがあるわけではないので、キャンパス内を見て学生食堂でご飯を食べて帰った。

台北101を見学する

台北101は高さ509mの高層ビルである。2004年に完成してから2007年にドバイのブルジュハリファに抜かれるまで、高層ビルとしては世界一高かった。

展望台はこのあと夜に登るので、一旦外観の写真だけ撮影した。

国民革命忠烈祠の衛兵交代を見る

台北地下鉄淡水線に乗って円山(圓山)駅で降りる。

国民革命忠烈祠の正門に来た。

忠烈祠は辛亥革命以降の日中戦争などの戦没者を祀る施設である。

ところで、この建物、入口に向かって5本の茶色い線があるのがわかるだろうか?

忠烈祠には衛兵がいて、1時間ごとに交代式が行われる。この茶色い線は交代式で兵士が行進するときについた跡である。

交代の儀式は、銃剣を掲げたり大きく回転させたりするパフォーマンスが行われる。儀式が厳粛に行われる一方で、特にステージに上がったり柵があったりするわけでもなく間近で見られるのもポイントかもしれない。

20分ほどの交代式を終えると、衛兵は40分間微動だにしない。

淡水の夕暮れを見る

ふたたび台北地下鉄淡水線に乗って、終点の淡水駅に来た。

淡水は東シナ海に面した港町であり、風光明媚な景色とグルメで有名である。

淡水にある紅毛城は、元々は1628年にスペインが建設したサントドミンゴ城(Fuerte de Santo Domingo)であり、台湾最古の建築物である。

紅毛城からバスに乗って漁人碼頭に来た。写真に見える橋は情人橋、日本風に言えば「恋人の橋」である。

淡水は夕日が見られることでも有名だが、特にこの漁人碼頭は名所になっている。多くの観光客が集まる中、東シナ海に沈む夕日を眺めた。

ちなみに当時は淡水駅から路線バスで行ったが、2022年現在は淡海LRTの淡水漁人碼頭駅が開業しているので、アクセスが格段によくなっている。

士林夜市で食べ歩きをする

淡水線で折り返し、士林駅で降りる。士林といえば台北最大の夜市で、日本人客も多い。

食べ物の屋台がとにかくたくさんあってうれしい。特に写真にある魯肉飯が好物である。

地上の屋台だけではなくて、地下にもフードコートがある。台湾のグルメがエッセンスがここに集結している。ベタな観光地ではあるが、台北に来たらぜひ訪れることをオススメしたい。

台北101に登り夜景を見る

昼間に外観だけ見た台北101に登る。

台北101から北方を望む。台北101台北中心部からはやや離れているので夜景としては少し地味なのだが、市政府方面はいくつか高層ビルが立ち並びきらびやかである。。

背後に見えるのが台北101の制振用のダンパになる。重さは661トンにもなり、これにより強風による振動を減衰しているらしい。手前はこれをモデルにしたキャラクター「ダンパーベイビー」である。かわいいね。

台北地下街のアニメショップを巡る

台北の一番のオタク・スポットが、台北駅の真下にある台北地下街である。

というわけでやってきた。浴衣を着て盆踊りしているので、台湾感が急になくなった。このネコのキャラクターは九蔵喵窩(九藏喵窩)という。

地下街には小規模な漫画・アニメの専門店が多数並んでいる。「地下にある秋葉原」という表現が一番しっくりくるかもしれない。

フィギュアショップなどもある。客層も基本的には秋葉原と変わらない。台湾という異国にいるのに、実家のような安心感がある。

メイド喫茶もある。中国語では「女僕喫茶」という。

ちなみに2013年当時は、アニメグッズは公式のものも勿論あったが、pixivから無断転載してプリントしたようなパチモノグッズも多かった。今はどうなっているのだろうか?

 

明日はいよいよ日本に帰る。

つづく。