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twinrailの海外鉄道旅行記録

ベルサイユ宮殿を訪問してパリの列車を撮影する 西欧周遊巡検 10-18

ヨーロッパ旅行の最終日はパリ近郊のベルサイユ宮殿を訪れ、残りの時間で列車を撮影した。

20日間に及ぶ旅行の最終章。

訪問日: 2015年3月10日

近郊列車RERでベルサイユ宮殿に行く

ベルサイユ宮殿はパリの郊外にあり、都心から地下鉄では行けないため、近郊列車RERのC線で行くのが便利である。

東京から横須賀線で鎌倉に行くのをイメージしてもらうといいかもしれない。

駅から500mほど歩くとベルサイユ宮殿に到着する。

ベルサイユ宮殿はとにかく大きい。

そして豪華である。

相変わらず歴史的建造物にはあまり興味がないのだが、世界最大級の宮殿であり、数々のフィクションの舞台になった場所には、やはり目を見張るものがある。

ベルサイユ宮殿は建物も非常に大きいが、それ以上に庭園も広大である。

しっかり見たら一日がかりになるかもしれない。一見の価値がある場所であった。

ベルサイユ宮殿に一番近いのは、ここベルサイユ・シャトー駅(Versailles-Château)である。

もう一つ近くにベルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers)というのもあるのだが、RER C線はシャンティエ駅からパリ都心部をぐるっと巡ってシャトー駅に至るというほぼ環状運転をしている。

パリ中心部から乗るときは「シャトー」と「シャンティエ」をしっかり見分けないといけない。

サンドニ駅で列車を撮影する

サンドニ駅(Saint-Denis)で列車の撮影をした。

タリス PBA形電車。

BB15000形電気機関車

V2N(2階建て)客車。

Transilien Z20500形電車。

TGV Réseau形電車。

Transilien Z20500形電車。

BB17000形電気機関車

ユーロスター 373形電車。

Régiolis B84500形電車。

保線車両。

TGV Réseau Duplex形電車。

タリス PBKA型電車。

BB22200形電気機関車

TGV Duplex形電車。

TER 2N NG Z24500形電車。

TGV Réseau 形電車。

Z50000型電車。

さて、サンドニ駅は高速列車から近郊列車まで多数の車両が撮影できるのだが、犯罪発生率が高い地域に位置しているのも確かである。

私も駅のホーム端で列車を撮影していたところ、数人の武装した警察官が近づいてきた。撮影を咎められるのかと思いきや、「一眼レフ首から下げてますよね?狙われやすいので注意してください」と言われたこともある。

移民が多い地域でもあり、世界各地の店が並ぶ面白い場所でもあるが、くれぐれも注意していただきたい。

カタール航空で帰国する

撮影を終え、シャルルドゴール空港に向かった。帰路もカタール航空のトランジット便に乗る。

QR38便でパリ・シャルルドゴール空港21:00発、ドーハ・ハマド空港05:30着、QR810便に乗り継ぎ07:20発、羽田空港22:45着という行程で帰国した。

人生で最も長い、20日に及ぶ旅行を無事に終えることができた。

正直なところ、途中から割と飽きと疲れが出てきていたのは否めない。できることなら旅行は永遠にしていたいものだが、バックパックを背負って何ヶ月も放浪するよりも、こまめに日本に帰って休む期間は入れたいタイプだなと感じた。

以降、旅行は長くても2週間以内に収めることにしたのだった。

おわり。