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twinrailの海外鉄道旅行記録

ニュルンベルク交通博物館を見学する ドイツスイス巡検 03-02

ニュルンベルク交通博物館(Verkehrsmuseum Nürnberg)は、通信博物館とドイツ鉄道が運営するDB博物館の2館から成り立っている。

ドイツの鉄道を知るのに絶好の場所を見てきた。

訪問日: 2012年8月29日

ミュンヘンからレーゲンスブルク

朝、ミュンヘン中央駅(München Hauptbahnhof)にやってきた。ホーム数は地上32、地下2を誇る世界でも有数の巨大な駅である。

 

日本の鉄道駅と違い、海外の鉄道駅は空港と同様に全ての発車案内が1枚にまとまっていることが多い。海外に何度も行くようになってからは当たり前の光景となったが、初めての海外旅行であった当時はとても新鮮に映った。

 

かつて図鑑の中にしかいなかった海外の高速列車が、いま目の前にあるというのもとても目新しかった。

 

記念すべき海外最初の長距離列車はドイツ鉄道(DB)ではなく私鉄のalexである。この私鉄はミュンヘンからプラハなどに向かう列車を運行している。

牽引する機関車は183系タウルス(Taurus)である。メタルなラッピングをしている。

我々が乗った84104列車はミュンヘン中央駅を08:44に発車した。行き先はレーゲンスブルクである。

 

海外で見る初めての車窓は、日本とは全く違うどこまでも広がる草原であった。

 

レーゲンスブルク中央駅(Regensburg Hauptbahnhof)に10:11に到着した。

 

レーゲンスブルクで乗り換えるついでに、世界遺産にもなっている旧市街を見学した。左に見える塔がレーゲンスブルク大聖堂(Regensburger Dom)、右に見えるのが石橋(Steinerne Brücke)、流れている川はドナウ川である。

 

レーゲンスブルクからニュルンベルク

レーゲンスブルクから12:29発ドルトムント行きICE26列車に乗車し、13:25にニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hauptbahnhof)に到着する。

 

ニュルンベルク旧市街を歩く。

 

ニュルンベルク城からは市街が一望できた。

 

ニュルンベルク交通博物館を訪問する

目的のニュルンベルク交通博物館にやってきた。

 

蒸気機関車が保存されている。

 

やはりドイツの鉄道といえば列車砲が有名である。写真はおそらく第一次世界大戦のときのもの。

 

第二次世界大戦後にヨーロッパに張り巡らされたTEEの路線網。

 

1988年5月1日に世界最速の406km/hを記録したICEの銘板。ただし同じ年の12月12日にはフランスのTGVに記録を更新されたようである。

 

交通博物館を訪問した後はバンベルクに移動し宿泊した。

つづく。