2022年現在、西欧ではオーストリア鉄道(ÖBB)のナイトジェット(nightjet)ブランドの夜行列車が多く運行されている。
一方で、現在のナイトジェットのうちいくつかは、2016年まではシティナイトライン(City Night Line)という会社が運行していた路線もあった。
今はなきシティナイトラインに、近代的な駅舎で有名なベルリン中央駅から乗った日のこと。
訪問日: 2012年8月30日
バンベルクからヴュルツブルクへ
ヴュルツブルクで有名なのは世界遺産の司教館(Würzburger Residenz)だ。
ヴュルツブルク大聖堂(Würzburger Dom)の前を走るヴュルツブルク市電。
ヴュルツブルクからベルリンへ
ヴュルツブルク中央駅(Würzburg Hauptbahnhof)を14:31に出発するハンブルク行きのICE788に乗車する。
ICEには今でも食堂車が連結されている。車内でドイツ名物のカリーヴルストを食べた。
ゲッティンゲン駅で15:54に降り、16:03発のベルリン行きICE598に乗り換える。(写真はゲッティンゲン駅に停まっていた普通列車。)
列車は40分ほど遅れ、定刻18:21のところ、19時すぎにベルリン中央駅に到着した。DB(ドイツ鉄道)は本当に遅れやすい。
ベルリン中央駅はカッコいい。駅の構内に電車が跨がるように停まっているのがメチャメチャカッコいい。
ベルリン中央駅の外観もカッコいい。ガラス張りの駅舎がとてもキレイだ。
ブランデンブルク門を見学する
ベルリンUバーン(地下鉄)のU55線に乗車する。今ではU5線の一部となっているが、当時はベルリン中央駅からブランデンブルクトーア(Brandenburger Tor)駅のわずか3駅を結ぶだけの短い路線であった。
ブランデンブルクトーア駅はその名の通りブランデンブルク門(Brandenburger Tor)の最寄り駅である。
ベルリンの象徴であるが、これはかつて18~19世紀にベルリン市街地が税関の壁で取り囲まれていた時代に、ブランデンブルク方面へ延びる街道との交点に設置されていた門であるらしい。
ベルリン中央駅に戻り、22:15発のシティナイトラインCNL1258列車に乗る。現在はナイトジェットNJ470列車になっているらしい。
つづく。