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twinrailの海外鉄道旅行記録

工場廃墟の世界遺産・フェルクリンゲン製鉄所を見学する

フェルクリンゲン製鉄所(Völklinger Hütte)は、ドイツのザールラント州に位置する製鉄所の遺構である。1994年に初めて世界遺産に登録された産業遺産でもある。

内部を見学しに行ってみた。

訪問日: 2015年2月27日

ICEに乗ってフランクフルトからフェルクリンゲンへ

フランクフルト中央駅09:50発、ミュンヘン行きICE1091列車に乗車する。

 ICE1の車内。

マンハイム中央駅に10:27に到着する。コブレンツ中央駅行きの快速(RE)4117列車に乗り換える。マンハイム中央を10:39に出発して、フェルクリンゲンに12:26に到着する。

フェルクリンゲン製鉄所を見学する


フェルクリンゲン製鉄所はフェルクリンゲンの駅前すぐに位置する。

ホームに降り立った瞬間から巨大な製鉄所の姿が見えた。

フェルクリンゲン製鉄所の入場料は通常17ユーロ(約2500円)だが、学生はなんとタダという特典がある。学生のうちに行っておくといいと思う。

フェルクリンゲン製鉄所の魅力は「巨大な工場の廃墟の中を自由に歩き回っていい」ということに尽きる。日本ならばとうてい立入禁止になっているような場所も、問題なく入れるのである。

ここからは実際に写真を見ていただこうと思う。

3時間ほど滞在していたが、全く時間が足りないくらい見ごたえがあった。フランスの国境にも近いので、ドイツ・フランスを旅行することがあったら、ぜひ見学すべきだと思う。

普通列車でフォルクリンゲンからストラスブール

15:39に発車する普通(RB)33771列車カイザースラウテルン行きでフェルクリンゲン駅を離れる。

ザールブリュッケン中央駅に15:52に到着する。

ここからはフランス鉄道(SNCF)の車両になる。快速(RE)23909列車、ストラスブール行きに乗車する。

ザールブリュッケン中央駅を16:15に出発する。田舎を走るごくふつうのローカル線だが、一応ドイツとフランスを結ぶ国際列車である。

フランスに入り、ストラスブール駅に17:55に到着した。この日はストラスブールの中心部に位置するホステルに宿泊した。

つづく。