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twinrailの海外鉄道旅行記録

ベルリンからやってきた平壌地下鉄の旧型車両に乗る 朝鮮平壌南浦巡検 02-13

前回3年半前に平壌地下鉄を訪れたときは導入されたばかりの新型車両に乗車した。しかしやはり旧型車両にも乗車しておきたい。

今回の旅行では、あえて旧型車両に乗車した。

訪問日: 2019年9月15日

復興駅から乗車する

平壌地下鉄の概要についてはこちらの記事をご覧いただきたい。

 

3年半ぶりの平壌地下鉄千里馬線・復興(부흥)駅である。

 

改札機がICカード対応になっていたが、有人改札も残っている。駅員は相変わらず高校生ぐらいの女性である。

 

改札機のタッチ部分。平壌地下鉄ICカードも欲しかったが、残念ながら入手できなかった。

 

長い長いエスカレータを降りていく。降りるまで2,3分くらいかかる。

 

電光掲示板が設置されていた。アリラン祭のため終電を延長しているとの案内がされている。

 

ボタン式のレトロな路線図も健在である。

 

ホームに降りる。終着駅であるので、左側が到着ホーム、右側が出発ホームという区分けになっている。

 

平壌地下鉄の旧型車両に乗る

前回は新型車両に乗車したが、今回はあえて旧型車両に乗車する。ベルリン地下鉄のD型車両である。ちなみに冒頭で「あえて」と書いたが、実際には新型車両は1編成しかないらしく、未だにほぼすべて旧型車両であり、乗るのは全く難しくない。むしろ今回は新型車両は一度も見かけなかった。

 

車内の様子。節電のためか暗い。スマホを触っている人もいたが、オフラインゲームなどが主で、ネットブラウジングをしている人はいないようだった。

 

貫通路には金日成金正日肖像画が飾られている。

 

一旦、栄光駅で途中下車させてもらった。この駅も豪華絢爛だ。

 

改装された凱旋駅で下車する

目的地の凱旋駅で下車する。3年半の間に改装されてとてもきれいになっていた。

 

乗降を確認する運転士。

 

発車合図を掲げる駅員。

 

駅ナカの商店。ディズニー、サンリオ、クレヨンしんちゃんなど見慣れたキャラもいる。

 

書店もある。ほとんどが朝鮮の書籍のようである。

 

エスカレータを上っていく。

 

ボタン式のレトロな路線図が、デザインだけ急に現代風になっていた。

 

改札口も明るくきれいに改装されていた。

 

凱旋駅の駅舎も同様に新しくなっていた。

 

駅前に見える凱旋門

 

3年半前の冬には閉まっていた軽食スタンドも営業していた。ポップコーンやソフトクリームを売っているようだった。ガイドさんにソフトクリームを奢ってもらった。

 

再びバスに戻り、主体思想塔へ向かう。

つづく。