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twinrailの海外鉄道旅行記録

阿里山森林鉄道に乗って台湾の桜を見る 台湾一周巡検 07-01

台湾にある阿里山森林鉄道は山道をくねりながら標高2000m近くまで登っていく。

春の桜の中の走る列車を見に行った。

訪問日: 2014年3月29日

スクートで台北桃園空港へ飛ぶ

前回台湾に飛んでからおよそ半年が経ち、再び春の台湾に向かうことにした。

スクートのTZ201便に乗る。機体は台北行きだが、便自体は経由便でシンガポール行きとなっている。成田空港を11:50に離陸する。

LCCにしては珍しく、ボーイング787を使っていた。

桃園空港に14:20に到着した。

到着早々、空港で「北海道よつ葉牛乳ソフトクリーム」を食べた覚えがある。台湾に全く関係ないが美味しかった。

桃園空港からバスと列車で嘉義

桃園客運の5059系統バスで台鉄の桃園駅へ向かう。 たいていの外国人は台北に向かうので、この路線はローカル感がある。

台鉄の桃園駅に到着した。すっかり日も暮れていた。

タイル貼りの構内に赤い文字の電光掲示板、典型的な台湾の駅が旅情を醸し出している。

西部幹線の自強号177列車、嘉義行に乗車する。

桃園を18:19に出発し、嘉義には21:34に到着した。初日は嘉義で一泊した。

阿里山森林鉄道で嘉義から奮起湖まで登る

翌朝、ふたたび嘉義駅に来た。

いよいよ阿里山森林鉄道に乗車する。ディーゼル機関車が牽引する客車列車である。

軌間762mmのナローゲージなので車体も小さい。人間の身長と比べると、遊園地の乗り物のような小ささだった。

車内も狭いが、意外と座席3列分ぐらいの幅はある。座席もしっかりしていて案外快適だった。

嘉義駅を09:00に出発した。

列車は車体をくねらせながら登っていく。途中、道路上を走る場所もあり、自動車にスレスレで走っていくのでスリルがあった。

どんどん山は険しくなっていく。崖の上に撮影者がいたが、どうやって登ってきたんだろうか。

2時間ほど乗車して、11:20に奮起湖に到着した。本来ならば阿里山まで直通しているのだが、 2014年当時は災害のため奮起湖駅止まりになっていた。

奮起湖駅の周囲は商店街になっており、様々な店が並んでいてとても楽しい。ここで駅弁を買って食べた。

桜の阿里山を巡り列車を撮影する

奮起湖からバスに乗り継ぐ。奮起湖を12時ごろに出発し、阿里山には13時ごろに到着した。

阿里山から再び阿里山森林鉄道に乗り継ぎ、隣の沼平駅へ行く。

阿里山はちょうど桜の時期だったので、桜を背景に列車を撮影した。ただやはり南国なので、3月の末にもなると既に葉桜になっていた。

桜を見ながら阿里山をハイキングした。

この日は阿里山で一泊した。

つづく。