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twinrailの海外鉄道旅行記録

韓国で一番海に近い駅・正東津で列車を撮影する 韓国江原巡検 13-02

正東津は日本海に面した、朝日で有名な景勝地である。

朝日をバックに海辺を走る列車を撮影してきた。

訪問日: 2015年10月26日

正東津で日の出を見る

「正東津」はその名前の通り、ソウルから真東に位置している。このあたりを嶺東線は海岸線に沿って走っており、正東津駅はホームから海岸に直接出られる駅として有名である。

早朝、早起きして日の出前の正東津の砂浜にやってきた。正東津駅からの始発列車がソウル方面に向かって発車していった。

少しずつ東の空が明るくなってくる。

日の出を迎えた。

朝日をバックに2本目のムグンファ号が発車する。

3本目のムグンファ号が走る頃には、すっかり明るくなり、秋らしい景色の中を走っていった。

北朝鮮の潜水艦を見学する

正東津駅から少し離れた所に「江陵統一公園」(강릉통일공원)がある。

ここでは韓国海軍の駆逐艦「全北」が地上に展示されている。

軍艦の解説。

一番の目玉は、北朝鮮の潜水艦である。1996年に発生した「江陵浸透事件」で使われた潜水艦が、そのまま展示されている。

事件を受けて、近辺の海岸線には高いフェンスと監視所が設けられている。

「こういうものが見えたら潜水艦ですよ」という注意喚起の看板。

同様に、北朝鮮からの脱北に使われた難民船も展示されている。

難民船の解説。

公園を見学したあと、宿に戻った。

つづく。