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twinrailの海外鉄道旅行記録

ソウルからKTXに乗って慶州の世界遺産を見にいく 韓国周遊巡検 05-05

韓国の東京がソウルだとすれば、韓国の京都は慶州だと勝手に思っている。

両都市間が高速列車で2時間ぐらいの距離であるのも日韓で同様である。ソウルから慶州へKTXで日帰り観光してみた。

訪問日: 2013年12月26日

ソウルからKTXで新慶州へ

今日の旅もまたソウル駅から始まる。12月のソウルは朝7時すぎでも日が昇っていない。

 

KTX113列車釜山行きに乗る。ソウルを07:30に出発する。

 

ソウルからおよそ2時間強で新慶州駅に着いた。ホームの巨大な屋根が特徴的な駅舎である。

 

新慶州駅からバスで慶州中心部に向かう

「新」慶州駅と名前がついているとおり、この駅は高速鉄道の開業に合わせて作られた。慶州の中心部から10kmぐらい遠く離れた山の中にある。

ちなみに、2013年当時は中心部には在来線の慶州駅があったが、2023年現在では廃止されてしまった。在来列車もすべて新慶州駅に集約されている。とにかく街の中心部から遠いので注意すべきである。

 

新慶州駅から出発する市内バスは、ほぼすべて慶州市内へ向かう。系統は何種類かあるが、中でも一番本数が多いと思われるのが70系統である。

2023年現在、朝5時頃から夜23時頃まで15分間隔で運行している模様である。(感染症等の影響で時刻は変更されるので、利用する時は現地で確認が必要である。)

 

一方で、世界遺産がある仏国寺や普門団地方面に行くバスは、この700系統のみである。現代ユニバースの高速バスタイプの車両が使われていた。

ただし、運行本数が少ないので、市内バスで高速・市外バスターミナルまで出てから別のバスに乗り換えるかタクシーを使うのもいいかもしれない。

 

世界遺産・仏国寺に参拝する

新慶州駅から1時間ほどで世界遺産の仏国寺に到着する。

 

仏国寺は、寺院としては774年に完成したという。宗派は大韓仏教曹渓宗であるようだ。写真にある青雲橋と白雲橋は完成当時のものとされている。

 

慶州からKTXムグンファ号でソウルに戻る

仏国寺のほかにもいくつか世界遺産を見学し、再び新慶州駅に戻ってきた。

京釜高速線のKTX148列車で東大邱に向かう。新慶州を15:08に出て、東大邱には15:25に着く。ムグンファ号では1時間近くかかるが、KTXではわずか17分のショートトリップだ。

 

大邱からはあえて在来線のムグンファ号に乗り換えて京釜線を乗りつぶすことにする。東大邱15:40発の1218列車に乗る。

 

8000系電気機関車が牽引する客車列車である。

 

4時間ほどの長旅ののち、ソウル駅には19:39に到着した。

つづく。